WLW~エピーヌのあれこれ~

エピーヌについて書いていくやつ

現バーのエピーヌ模索・後

◆実践編

 前編で問題点の定義とそれに対する解決策を提示しました。後編では実際に試運転をした試合を元に、具体的な動きについて考えていきたいと思います。

 

・ビルド構成

 スキル自由枠は粉を選択。今の自分にはそれしか使えないからです…。

 アシストは髑髏の首飾りを固定してそれ以外を自由枠に。まずはソウルをソレイユにしました。スピード、SS、MPを補えるだけでなく、巨人(回復唱)でもスピード、MPを盛ることができます。残りのアシストは赤兎馬と宝下駄を選択。序盤と後半それぞれでスピードを盛れるようにしました。

 スピードではなく回避を盛るという選択肢もありましたが、自分で場を荒らすことも視野に入れているため今回はなしで。

 

・実践

 準備が整った所でいよいよ試合へ。試合中にいくつか意識しているポイントについて紹介します。

 「端を重視した展開を意識し、奥拠点を狙っていく」

 中央奥拠点は死のリスクが高まるので端を崩す方向性でいきます。粉持ちのエピーヌなら中央維持を一人でこなせるので、耐えている間にアタッカーに横槍いってもらうのが理想。中央維持に余裕があればみずから横槍に行くことも考えられます。

 「相手の森を取る意識」

 端への布石として森を取ることを意識します。敵森を取れれば中央維持と端への嫌がらせが同時に可能ですし、相手の動きを制限、管理することもできます。敵陣に入るリスクは高いですが、赤兎馬や宝下駄のスピードを効果的にいかせばなんとかなるはず。

 「端への妨害は後ろからの粉」

 レーン戦をする時はだいたい味方兵士列の後ろの位置で戦います。そのため敵キャストの後ろから兵士列に粉を当ててやるとキャストヒットしやすいです。ヒット後も挟み撃ちでリンク、キルも狙いやすくなります。その行動を取るためにも敵森は積極的に狙っていきたい。

 ながながと紹介しましたが一言でいうと「サポーター思考とアタッカー思考の両立」です。やることが多い分繊細な立ち回りが要求されますが、それくらいしないと粉は厳しいかなと思っています。

 

 

◆最後に

 今回の話は下記の試合動画に深く関係しています。よろしければこちらもどうぞ。

www.nicovideo.jp

現バーのエピーヌ模索・前

◆はじめに

 ページを燃やしながらエピーヌの動き方を模索中の今現在。お盆期間の実家帰りや新マップ登場が重なり事実上wlw休止状態なので、このへんで一度エピーヌ関連のお話を整理したいと思います。

 

 

◆現バーのエピーヌ

 前回も同じような話をしましたがあれから何戦かプレイして現状の問題点が見えてきたので改めて。

 

・守備型エピーヌ時代の終わり

 これは「奥拠点のシステム変化」が大きく関係しています。今バーから奥拠点を「削る」ことが大事になったため「エピーヌも奥を攻める」必要がでてきました。

 もちろん相方アタッカーが強く、エピーヌは守っていれば勝てるというケースもありますが高ランクになるほどその望みは薄いため、自分でなんとかしなくてはいけません。

 

・思い切ったビルド変更

 私個人の話をしますと、今までは守りに重きを置いたビルドでしたが役割の変化に伴い攻めを視野に入れたビルドに変更する必要があります。

 またエピーヌはスピードの基礎値が下がってしまったので、今まで通りの動きをするためにはスピードを盛る必要が出てきます。攻めを視野に入れた場合なおさら必要になってくる項目です。

 

 

◆これからのエピーヌ

 問題点がわかったところで具体的にどうしていくかを考えていきます。はっきり言って答えは出ていません。理論はある程度固まってきましたが、実践を繰り返して修正していく必要があります。ということで今回は理論、推論よりの話になってしまいますがご容赦を。

 

・ビルド選択(スキル)

 まずはスキル自由枠について。今バーに一番合っているスキルは「抱擁」だと考えています。理由は攻めに特化したスキルだから。端Fの裏取りに関しても抱擁が一番効果的にダメージを与えます。またアシストの方でスピードを盛る際にもMP吸収を視野に入れれば組みやすくなります。

 ただ抱擁は「当てられる」ことが前提です。使い慣れてない人や抱擁成功率が低い人が使っても返って自分の首を絞めることになります。私も抱擁を試しましたが、成功率の低さ、安定率の低さを理由に断念しました…。

 廻廊も対キャストに優秀なスキルです。しかし全国では活躍する場は少ないかなと。廻廊は味方との連携でより効果を発揮するスキルです。固定で輝くスキルではありますが、意思疎通しにくい全国では厳しそうです。上級者向けのスキルと思われるので私には向いてませんね…

 消去方で残るのは粉。安定面ではズバぬけていますがそれだけでは物足りない。粉の強さを攻撃面に当てていく必要があります。現在自分が模索しているのはこの辺に関することだったり。

 

・ビルド選択(アシスト)

 組む際に自分なりに優先度を設けました。スピード>MP>SS>その他。昔と大きく変わった点は「SSの重要度」を下げたことです。SSを犠牲にしてスピードを盛るという考えですね。といってもSS無強化ではつらいのでレベ4,5には兵士1確を目安に組んでいます。実際に今試運転中のビルドの試合があるので紹介します。

 

 

(後編に続く)

現環境のエピーヌの話

◆はじめに

 度重なるアプデにより前回記事を書いた時期に比べてずいぶん状況が変わりました。自分の中で大事になってきたので、今回は現環境のエピーヌについて書いていこうと思います。

 

 

◆エピーヌに関係するアプデ内容

 まずはエピーヌに深くかかわる変更点の整理。エピーヌのスピード値の下方調整と奥拠点の調整です。奥拠点の調整で一番大事なのは「折れなくても削ればチームゲージが減る」というポイント。これが想像以上にエピーヌに刺さっていると考えています。

 

 

◆アプデによるエピーヌの変化

 アプデがエピーヌにどう影響しているのか、具体的に見ていきます。

 

・スピード値下方について

 いじられた値こそ少ないですが影響は大きいです。速度が遅くなったことで自衛がしにくくなったのはもちろんのこと「自分の力で盤面を動かしにくくなった」のがつらい。自衛は立ち回り次第でカバー可能なのでまだ平気なんですが、後者は難しい。上位陣のエピーヌは中央レーン戦+αで勝っているという話を過去にしましたが、その+αでできることが減ってしまいました。ぶっちゃけた話、相方依存度が高まったということです。

 

・奥拠点について

 これがダークホース、筆者がまったく予想してなかった展開になっています。この仕様変更で認識を改める必要が出てきました。「折る折られる」から「削る削られる」という認識に変わるわけですが、これがエピーヌにどう影響するのか。

 

・奥拠点を攻める選択肢

 奥拠点を削り削られの接戦が増えるため、エピーヌ自身も奥拠点を攻める必要性が出てきました。デスをしないために敵陣に入ることを避ける立ち回りを進めてきましたが、その時代も終わりを迎えているのかもしれません…。

 

・奥拠点を守る手段

 攻める必要もあれば守る必要もある。奥拠点の攻防は端レーンが多くなるため、援護に行く必要があります。それと同時に裏取りを咎める必要も出てきそう。速さがないエピーヌが援護に間に合うためには「先回り」をする必要があります。より頭を使ったプレイが求められそうです。

 

 

◆これからのエピーヌ

 上位陣のエピーヌからしたら「絶望」に近い状況なんですが、現環境で勝っていくためにはどうしていけばいいか、現時点での筆者の考えをいくつか。

 

・スピードを盛る

 これをしない限り始まりません。今まではMPとSS確保を優先してきましたが、それらを犠牲にしてスピードを盛る選択も見えています。序盤から盛れる赤兎馬、後半盛れる宝下駄や指輪各種。一枚づつ採用したスピード型ビルドを視野に入れています。

 

・スキルの変更

 粉ではなく抱擁や廻廊を入れるということ。安定した動きだけでは上位でやっていけないと感じたので、対キャスト重視のスキル構成にします。端レーンへの干渉力も強く、相手の裏取りを咎めることも視野に入れています。

 

・守るより攻めるスタイル

 今までの筆者は守ってキル差で勝つのが主な勝ちパターンでしたが、奥拠点を見据えた攻めを重視したスタイルも身に着ける必要がありそうです。もちろん攻めれば攻めるほど死のリスクも高まるため、その対策をしたうえで攻め込まなければなりません。相手をキルして数的有利を作って攻めるのが手っ取り早いですが、この辺は今後の課題です。

 

 

◆最後に

 今回の調整でつらくなったのは上位陣かなと。風の噂でマッチ仕様にも変更があるとかないとか…その辺の影響は未知数なので今後お話していくということで。

 筆者自身が絶望してることもあり、少しナイーブな内容になってしまいました…。まだ現環境に対する「答え」が見つかっていないので、試行錯誤の中身を紹介する形になりましたがいかがでしたでしょうか。

 今後も何かあれば記事にしていこうと思いますのでよろしくお願いします。

勘違いエピーヌについて

◆はじめに

 久しぶりのブログ更新になりましたが、いろいろ訳がありまして…。一番の原因は今回のタイトルに関係しています。

 現在進行形で「横槍」について書いていますが、エピーヌにとって横槍とは一番デリケートな部分です。例えるなら諸刃の剣ですかね…。横槍についての記事は慎重に作らないと戦犯製造機になってしまいます。そのため出すかどうか悩み続けた結果、ブログ更新が今日になってしまいました…。

 横槍の話をする前にこっちの話を先にしたほうが良いと判断し今回の記事を書いています。

 

 

◆勘違いエピーヌとは

 聞いたことない人も多いと思いますが、この言葉は戦犯行動をしたエピーヌを揶揄するときに使われます。勘違いエピーヌとはどういう意味なのか、紹介していきます。

 

・自分の役割を勘違いしている

 前置きとかめんどーなのでどんどんいきます。勘違いしているのはエピーヌ自身の役割です。何度もお話ししている通り、エピーヌの一番大事なことは「中央のレーン維持」です。これを放置して他のことをしていては勝てる試合も勝てません。ではなぜ自分の役割を放棄してしまうのでしょうか?

 

・結果的な役割放棄

 役割放棄の原因の多くは「横槍のしすぎ」にあります。何らかのきっかけで横レーンにフォローをしにいく展開があると思いますが、その判断を見誤り横槍に失敗した場合「中央放棄」という結果だけが残ります。その数が多くなればなるほど勝ちは遠ざかり、最終的に「勘違いエピーヌ」と揶揄されることになります。

 この現象は勝ちを求めるあまりプレーに焦りが出てしまった人に多く発生します。エピーヌを使っている人が焦ると(キルを取らなくちゃ)という思考に行きつきます。キルを取ることに意識が向きすぎて横槍が多くなり、失敗も増え、中央放棄という結果だけが残る、というようなからくりになっています。

 

・お散歩エピーヌ

 似たような揶揄に「お散歩エピーヌ」というものがあります。言われる理由は先ほどと同じ原理です。個人的な見解ですが下位ランクの戦犯エピーヌはお散歩、上位ランクの戦犯エピは勘違いと呼ばれることが多いです。

 上位が勘違いと揶揄される原因として「背負う」ことが関係してきます。背負うことに関しては以前話したので省略しますが、勘違いエピーヌという言葉には「横槍(キルを取ること)が背負うことだと勘違いしてる」という意味も込められています。

 

・横槍は悪ではない

 ここまでの内容を見るとエピーヌの横槍=戦犯というイメージですが、必ずしもそうだとは思っていません。条件さえ揃えば意味のある横槍が成立します。もちろん条件の一つとして中央のレーンが維持できていることも入ってきます。この辺は現在執筆中の横槍についての記事に詳しく書いてあります()。

 

・自分が勘違いか見分ける方法

 自分のエピーヌが勘違いエピーヌになっていないかを判断する方法をひとつ紹介します。それは「相方視点で試合を見返す」ことです。普段通りにプレーした試合を相方視点で、相方の気持ちになって見返してみてください。可能ならライブラリーで実際に相方の画面にするとわかりやすいです。相方が気持ちよく動けている時は、サポーターとしてのエピーヌを全うしているので問題ないです。しかし相方が中央の兵士処理をせざる負えないなどの状況下にいてやりたいことができていない場合、勘違いエピーヌになっている可能性が高いです。

 判断材料として使うのは「相方が気持ちよくプレーできている(動きやすい)かどうか」です。自分や相方が活躍しているかどうかは関係ありません。相方の立場になって、動きやすいかどうかで判断しましょう。

 

 

◆最後に

 今回の内容はいかがでしたでしょうか。こんな言葉が存在すること自体悲しいですが事実は事実です。受け止めるべき言葉であることに間違いはありません。

 自分のエピーヌを判断する方法を紹介させていただきましたが、その中にあった「相方視点で考える」という手段は試合中でも大切になってきます。相方の思考を起点にした行動はサポーターとしてのエピーヌに必ずつながっていきます。その行動は強いエピーヌにも繋がっていくと思います。

 皆に認められるようなエピーヌ使いを目指してお互い頑張っていきましょう!

マッチ画面から始まる勝負

◆マッチング画面から勝負は始まっている

 編成を見て自分がどこに行くか、どのように戦うかを考えることは大事なことです。編成を見てビルドを変える人も多いと思います。今回は一歩奥に踏み込んで「エピーヌが編成で考えること」について紹介していきます。

 

・エピーヌがマチ画面で考えること

 編成を見てレーン選択を考えるということは皆行っていると思います。中にはビルド選択まで考えている人もいると思います。これだけやっていれば何も言われることはありませんが、エピーヌだからこそ考えた方が良いことが二つあります。それは

 *試合全体を通しての危機管理

 *序盤の流れの予想と構築

一体どういうことなのか、一つ一つ考えていきましょう。

 

・試合全体を通しての危機管理

 これは「自分がデスしないような立ち回りを考える」ということと同義です。デスが試合に大きく影響するキャストなので、被弾しやすい状況を避けることは大切です。その際、予めそのような状況を予想しておけば回避や対処がしやすくなります。

 ではマチ画面でどう予想していけばいいのか。私がこのことについて考える時は「自分がデスする場面を想像」します。デス・フックに引っ張られて、シレネのスロウからリンクで、ミクサのメテオでなどなど…。このように自分が死にそうな場面を想像し、「どう動けばそれらを回避できるか」を考えます。前もって警戒していれば、例えばミクサが森に入った時すぐに味方に注意喚起をしたりもできるようになり、チーム全体のリスク管理も行えるようになってきます。

 

・序盤の流れの予想と構築

 今回の記事で一番伝えたいことはこれです。後半型のキャストは前半崩れやすいキャストでもあります。だからこそ前半、特に序盤に良いリズムを作ることが大切です。レべ2になった時百年や断絶を打つと思いますが、その時にMPが足りなかった経験が誰しもあると思います。そのような事態を避けるべくマチ画面で序盤の流れを予想構築し、立ち上がりでくじかないようにしていきます。今回は自分が毎回行っている構築方法を二つ紹介します。

 

・誰にいつ百年を渡すのか

 これが序盤の軸になると思います。端のキャストにも渡す場合、使うMPは倍になります。仮にレべ2になってすぐに渡したいと思った場合、アシストに専用を入れることも視野に入ってきます。最初のレーン戦で打つドローの数にも気をつけていく必要があります。

 

・断絶で兵士処理するかしないか

 序盤に流れて来る兵士数とタイミングは決まっています。初めに8体列が2回次に4体、そして大兵士込みの9体。9体列が来る頃にレべ2になることがほとんどで、その列に断絶を打つか打たないかが状況により変化します。その都度判断してもいいのですが、今回は予め決めておくパターンについて考えていきます。

 一番わかりやすいのは端にも百年を打つと決めた時。この場合は断絶一本を我慢してその分のMPを百年に回すという選択肢があります。端にミクサがいる時は百年の有り無しがレーン戦に大きく影響するため、先のような行動を取ることが考えられます。

 もう一つは「相方のレべ2で使える兵士処理スキルが優秀な時」。これが今回の記事で一番重要な部分です。この状況はミクサやアリスなんかが筆頭です。エピーヌが大兵士列に断絶を打つようにミクサやアリスもフレショやボムバルを打ちます。大兵士列一つに同時にスキルを打ってしまうのはもったいないと思いませんか?そこで彼女らが相方の時は「あえて断絶を打たない」という選択肢が生まれてきます。この行動は実際に見てもらった方が早いと思いますので後程の動画で改めて紹介します。

 

◆実践編

 さて長々と話してきましたが、読んだだけではイマイチわからないと思います。そこで実際にプレイした編成を元に「序盤の動き方」について予想していきましょう。

 (答え合わせというわけではありませんが、この記事の最後に、今回例に出した編成の序盤を集めた動画を貼ってあります。動画の投コメのほうでも簡単に解説してあるので記事と合わせて見てくれると理解が深まると思います。よろしければ合わせてどうぞ。)

 今回は6個のパターンを貼りました。

 *誰にいつ百年を渡すか。

 *断絶は打つか打たないか

 この二つを軸に序盤の流れを予想し、どう動いていくかを考えてみてください。②以降は画像の後に自分が当時この画面で考えたことを簡単に書いていきます。

 

例:①の画面で考えたこと

 可能ならシュネにも百年渡したい。アリスがボムバル打つなら序盤に百年打ちにいけるかも?

 

①                   ②

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③                   ④

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②:ピーターいるから自分は端が濃厚。中央にバフ渡す必要あるから序盤の立ち回り気をつけていこう。

 

③:端アタッカーにも百年必須。かぐやのドローに気を付けながら早い段階で端にいかないと…。

 

④:闇の鬼断ちに注意。中央優先だけど落ち着いたらアリスにも百年渡したい。

 

 こんな感じだったと思います。では実際はどう動いたか、よければこちらの動画で確認してみてください。

www.nicovideo.jp

 注意:こちらの動画はニコニコ動画です。プレミアム会員でない場合、時間帯によっ

    ては画質上見にくくなる恐れがあります。予めご了承ください。

 

 

◆最後に

 今回は記事と動画を連携させるという初の試みをしてみました。画像貼るのもはじめてだったり…。なにか改善点や感想ありましたらコメントのほうよろしくお願いします。ツイッターもやっていますのでそちらに送っていただいても構いません。アカウントはこちらです(@fas_wlw)。それでは今回はこの辺で。

 

 

 

FAS

 

強いエピーヌ(上級者)とは

◆エピーヌの強い弱いはどこで決まるか

 みな強くなるために日々努力を積み重ねていますが「強いエピーヌ」とは具体的にどのようなエピーヌのことを言うのでしょうか。

 

・エピーヌの強みのおさらい

 エピーヌというキャストは他のキャストと比べて何が強いのか。強いエピーヌを考える前に簡単に確認しておきます。

  *百年による火力の底上げ

  *断絶や粉による安定した兵士処理能力

  *断絶による高い巨人処理能力

  *全てのスキルに備わっているデバフ付与などによる妨害

 

・強いエピーヌとは

 強いエピーヌとは上で挙げた項目を試合中に全て行っているのが「前提」となります。この項目はエピの基本的行動でもありますので、強いエピーヌになるためにはこれらを行いながら+αでなにかする必要があります。その+αが多ければ多いほど強いエピーヌになっていくわけですね。

 

・+αってなんぞや

 この+αが今まで話してこなかった上級者向けの話になります。簡単に言ってしまうと+αとは「本来エピがやらなくてもいいこと」です。言い換えると「本来他の味方がやるべき行動をエピ自身がやる」ということ。さて、少し雲行きが怪しくなってきました。

 

・+αをやる=背負う

 時々耳にする一番を背負う、味方を背負うという言葉。これは「強い人が弱い人のフォローをする」という意味です。wlwは4対4のチーム戦ですから、4人が協力し合って勝ちにいくことが求められます。だからこそ背負う人の存在が必要ですし、マッチングで一番になった人はランク的に一番強いとみなされているので、背負う義務が発生します。(CRが高い人が強いとはかぎりません)

 背負うということは、味方が取るべき行動が能力(実力不足)ゆえにできない時にその行動を代わりにやるということ。これが先程から言っている+αの正体です。この行動は自分の役割と同時進行でやらなくてはならないため、普通の人にはできません。逆に言えばこの行動が取れれば「強いエピーヌ」になれるということです。

 

・中級者向け講座を作らない理由

 自分の動画を見てくれた人ならわかると思いますが、初心者講座を始める際(この次に上級者向けの講座も作る予定です)と言っています。間に中級者講座があっても良さそうなもんですが、これにはちゃんとした理由があります。

 

・中級者とは上級者になろうとしている初心者(初級者)

 エピーヌは基礎ができているかが重要なキャストです。極端な話、上記の基本的行動ができていれば負けることはないからです。兵士や巨人が来なければ拠点は折られませんからね。自分がエピーヌの話をする時に基礎基礎言うのはそのためです。この基礎ができてようやく初心者から初級者になれます。ぶっちゃけ初級者になれればCR25くらいまで上がれます。そのくらいエピーヌのポテンシャルは高い。

 しかしCR25より上を目指そうとした時、一つの壁が道を阻みます。「エピーヌで上位マチの一番を背負わなくちゃいけない」。そのためには+αをやる必要が出てくるわけですが、これは上級者向けの話というのは理解してもらえると思います。これより上の話は存在しないわけですし。これが中級者向け講座を作らない理由です。正確には先の理由から作る必要がないと判断したからです。

 強いて中級者を設定するとしたら上級者になるために自分ができる+αを一つでも多く作ろうとしている人でしょうか。そういった意味では自分も中級者です。

 

・上級者向けの話をするにあたって

 初心者講座ばかり作ってきた理由はなんとなく理解してもらえたと思います。次回から上級者向けの話を展開していくことになりますが、注意点をいくつか。

 上級者向けの話は一般的に下手なエピーヌと言われるような内容もあります。例えば横槍の話もする予定ですが横槍ばかり行くエピーヌは嫌われます(違いはちゃんと存在します)。本来やらなくていいことも話していく以上避けられません。あくまで自分はこうしているよ、という話なのでこれをやらなくちゃいけない、とは思わないでください。

 もちろん初級者に真似して欲しい内容も存在します。具体例として「攻めるべきタイミングや方法」など。筆者は書くことにいっぱいいっぱいでその辺の配慮が疎かになると思います…(個人の向き不向きも関係してきますし)。真似できそうだなと思うものはぜひ盗んでください。それがこのブログの存在意義ですので。

 

 

◆最後に

 また前置きで終わってしまいました…。次回こそ中身のある話をしますのでよければ次回もよろしくお願いします。ではでは

 

 

FAS

エピーヌが強くなる秘訣

◆エピーヌで強くなるために

 今回はエピーヌで高CRを目指すために意識したこと、していることを書いていこうと思います。そんなに大それたことはしていないはずなのでいいなと思ったものは是非取り入れてみてください。

 

・技術ではなく頭脳で戦う

 エピーヌで一番大事なのは「試合中の位置取り」です。もっと細かく言うと「被弾しない位置取り」で戦うことが大事。デスが原因で逆転負けなんてざらにありますし、直接敗因に関与してなくても味方のメンタル面へダメージを与え、間接的に負けを呼んでいる場合も多々あります。そういったことを防ぐためにも被弾しない位置取りを常に考え行動にうつす必要があります。

 位置取りを考える際に利用するのがミニマップです。ミニマップで全体の状況を判断し、敵がどこに動き味方がどう動くか。それらを予想し自分のいるべき場所を決めていきます。頭をフルに使って戦っていくのが勝利への鍵だと思っています。

 

・基本行動は無意識でできるように

 位置取りなどを考えるためには頭に余裕を持たせる必要があります。そのためには普段よくやるような行動を無意識化で行うことが求められます。

 例えばDSを打つとき皆さんは(DSボタンを押しながらー)とか考えて打っていますか?そのような基本的行動は頭にしみついていて、無意識の中で行っていると思います。こういった無意識化の行動を増やしていこうという話です。

 基本行動の代表例として兵士処理が挙げられます。4体兵士列はSSで、9体兵士列は断絶で処理するのが一般的ですよね。その行動を行う際(断絶は斜めにー)とか(DS打つ?SS打つ?)とかいったことを考えてはいけません(考えること自体は悪いことではないです)。よく行う最適処理方法はなにも考えなくてもできる。そういった積み重ねで頭に余裕を持たせ、試合ごとに変わる戦況などに考える頭をまわしていきましょう。

 

・他のプレイヤーの思考を予想する

 頭に余裕があれば味方の思考、敵の思考を予想することも可能です。中央相方が横槍行きたいだろうなと思って兵士処理に専念する。敵アタッカーは右の森から出てくるだろうなと思い左に移動する。ひとつひとつ丁寧にやっていくことで普通のエピーヌから一歩秀でた強いエピーヌに成長することができます。

 

・無駄な動きをしない

 これは上に行けば行くほど大事になってきます。わかりやすい例としてスキルの無駄撃ちをしない。無駄撃ちとはキャストを直接狙ったが兵士やキャストに全くヒットしなかったスキルのようなことを指します。MPは有限であるためスキル重視のエピーヌにとって無駄打ちは大きな痛手になります。意味のないスキルを打たないことを心がけていく必要がありますね。

 立ち回りに関しても似たようなことが言えます。意味もなくふらふらするのはもったいない。これに関しては上級向けの話をする時に詳しく解説します。

 

・勝ちは自分のおかげ、負けは自分のせい

 負けた試合の敗因は常に自分にあると考え反省します。仮に味方アタッカーが明らかに弱かったことが敗因だったとしても、どう自分がサポートすれば勝てたかといったような思考に発展させていきます。味方のせいにした瞬間自分の成長は止まると思ってください。エピーヌは味方がいてなんぼのキャストです。一人では何もできないことを自覚しながら次に生かせる反省をしていきましょう。

 自分のダメな所ばかり考えていては気が滅入ってしまいます。そんな人は勝った試合では自分の良かった所を見つけて褒めてあげましょう。兵士処理をしっかりしていた、といったような小さなことで構いません。この動きが良かったから勝てた、だから次の試合でもその動きができるようにしよう。そうやって次に生かしていきましょう。

 

・スランプの時は初心に帰る

 負けが続いたりするとどうしてもマイナスな思考に陥りやすいです。もっとなにかしなくちゃ、活躍しなくちゃ…そう考えてしまいがちですが一回冷静になりましょう。

 自分はスランプになった時、あえて何もしないことを心がけます。エピーヌの基礎である兵士処理、レーン維持に専念し他は味方に丸投げ状態です。勝ちを放棄した動きにも見えますがこれで勝てる時がけっこうあります。活躍しようと前のめりになりすぎた結果デスが増えたり味方に負担をかけていて、結果的に負けが続いてたなんてこともあります。

 負けが続いているときは基礎をしっかり行っているか。そこから見直してみると良いかもしれません。

 

 

◆最後に

 自分が意識してることはだいたい話せたと思います。これらを軸にして成長していけば必ず強くなれます。成長には考えることが不可欠です。自分のプレイを客観的に見れるようなプレイヤーになっていきたいですね。